私が千代田区隼町に当事務所を開設してから約20年になります。
ここは、皇居の半蔵門まで5分。
春は千鳥ヶ淵のサクラを鑑賞し、夏、秋と木々の葉の移り変わり
を楽しむこともできます。
仕事先である東京地方裁判所までは、「お濠り」沿いに徒歩約20分で着くため、気候の良い時は健康のためできるだけ歩くようにしています。
さて、法律事務所というと、「敷居が高い」と感じる方も多いと思います。
普通、人の一生のうちで弁護士とかかわり合いをもつことなどない人の方が多いかもしれません。せいぜい、交通事故にあってしまったとか、離婚しようかなとか、親が亡くなって遺産の争い
が生じたとか、そんな時位かもしれません。
だからこそ、我々弁護士(法律事務所)は、出来るだけ依頼者が
気軽に相談できる体制、応対、雰囲気で臨まなければならないと考えています。
又、今後権利意識が高まる中、これまで以上にトラブルに巻き込まれる方が増えて来ることが予想されます。
その場合、一番重要なことは、トラブルが生じないよう事前に予防しておくこと、つまり弁護士にトラブルが生じる前に問題点があるかどうかを相談しておくことだと思います。
そうは言っても、いくら予防しても病気にかかるのと同じように、紛争は生じてしまいます。
そして法律の世界でも、日々法改正がなされ、新しい判例が出されています。トラブルが生じてしまった後で、最も大事なことは、どのような方針で解決にあたり、どのような結論に達する可能性が高いのかを正確に判断することです。
そのためには、我々も法律のプロである弁護士としての能力を高めるために、絶えず努力しなければならないと考えています。
私は、依頼者との信頼関係を大事にし、いつでも気軽に相談できる弁護士になろうと思います。
よろしくお願い致します。